心にナイフをしのばせて
奥野修司著。
28年前、ある少年が同級生に殺害される。
という事件。
加害者と被害者とその家族の物語。
壮絶な人生と心のキズ。
加害者少年Aは弁護士として、
新たな道を行く。
少年法によって守られた
少年Aは名前を変え、街の成功者となり、
事件のことなど記憶の中から
消去されている。
殺されて、残された家族は…。
少年法とは一体何のために?
誰のために?
国を守るため?
ノンフィクションによる
この小説。
今、少年犯罪や、自殺
といった事件が多い中、
非常に考えさせられる一冊になったように思う。
- 作者: 奥野修司
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/08/28
- メディア: 単行本
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