白く塗れ


この前A to Z

の話をしたけど、あの旅では

もうひとつ

青森県立美術館

が目的であった。。。

青木淳

が設計した初めての美術館です。

隣の「三内丸山縄文遺跡」の発掘現場から着想。

発掘現場のトレンチ(壕)のように掘られ、

その上から白く塗装された塊が覆いかぶさっています。

上の量塊の下の面も、凹凸を見せています。

白の塊と土の塊が

隙間を造られながら合わさる。

部屋と部屋。

この間がこの美術館の特徴です。

境界をなくしワンルーム

ように、動きがつながていくような。

これがこの建築です。

青木淳の建築は

実に装飾的だ。

素材で空間の違和感を与えているような、

青森県立美術館では

レンガや、土の壁、アーチ窓

など適材適所にその素材感は出てくる。

あと、白く塗る

ということに、興味を惹かれる。


今日、

青森県立美術館の延長線上

にある

TARO NASU OSAKAに行った。

ここでは今、

青木 淳 Jun AOKI "taro nasu bambi"

2006年11月4日(土)〜2007年1月28日(日)

が開催されている。

45cm角の木毛セメント板

を白く塗装され、

実に美しい空間。

増殖されたパーツ。

有機性と無機性。

あと、

Maison Martin Margiela osaka 

にも行った。

Maison Martin Margiela

内装はすべてが白く塗装されている。

鞄も靴もテレビやラジオや

傘や、箱などなど

とにかく白い。



青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS|1| 1991-2004

青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS|1| 1991-2004

青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS〈2〉青森県立美術館

青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS〈2〉青森県立美術館